送迎ありの放課後等デイサービスを選ぶメリットと注意点
放課後等デイサービスの送迎サービスの仕組み・メリット・注意点を現場スタッフが解説。iHomeの送迎範囲や安全対策もご紹介します。
最終更新:2026年04月12日

放課後等デイサービスの送迎サービスは、学校から施設、施設からご自宅までお子さまを安全に送り届ける仕組みです。共働き家庭や下のお子さまがいるご家庭にとって、送迎があるかどうかは事業所選びの大きなポイント。iHomeでは静岡市葵区・駿河区の一部エリアで送迎を実施しており、保護者さまから「送迎があるから安心して仕事を続けられる」という声を多くいただいています。
送迎サービスの仕組み
放課後等デイサービスの送迎は、一般的に以下の流れで行われます。
平日(学校のある日)
- お迎え:下校時刻に合わせて学校へお迎え
- 施設到着:活動開始
- 活動終了後:ご自宅までお送り
長期休暇・学校休業日
- お迎え:ご自宅へお迎え(午前中)
- 施設で活動:終日プログラム
- 活動終了後:ご自宅までお送り
送迎は放課後等デイサービスの基本報酬に含まれているため、追加料金は発生しません。ただし、送迎の有無や範囲は事業所によって異なりますので、事前に確認が必要です。
送迎サービスの5つのメリット
メリット1:保護者の送迎負担がなくなる
仕事をしている保護者にとって、放課後の送迎は大きな負担です。送迎サービスがあれば、仕事を中断する必要がなくなります。iHomeに通うお子さまの保護者の約7割が共働き世帯ですが、「送迎があるから利用を始められた」という方がとても多いです。
メリット2:安全な移動が確保される
お子さまが一人で公共交通機関を使うのが難しい場合でも、スタッフが同乗する送迎車なら安心です。交通事故やトラブルのリスクを大幅に軽減できます。
メリット3:通所の継続率が高まる
送迎がないと、天候や保護者の体調によって「今日は休もう」となりがちです。送迎があることで安定した通所リズムが作れ、支援の効果も出やすくなります。
メリット4:子どもの自立心を育てる
保護者と離れて送迎車に乗ること自体が、お子さまの自立につながります。最初は不安で泣いていたお子さまが、数回で「ばいばい」と手を振れるようになるケースを何度も見てきました。
メリット5:下校時の安全確認ができる
学校までお迎えに行くため、スタッフが下校時のお子さまの様子を直接確認できます。「今日は学校で何があったか」を表情や態度から読み取り、施設での支援に活かしています。
送迎の注意点3つ
注意点1:送迎範囲の確認
事業所によって送迎範囲は異なります。自宅や学校が送迎エリア外の場合、利用できないことがあります。契約前に必ず確認してください。
確認項目 | 質問例 |
|---|---|
送迎可能エリア | 「○○小学校まで送迎は可能ですか?」 |
自宅への送迎 | 「○○町の自宅まで送迎してもらえますか?」 |
送迎時間の目安 | 「学校から施設まで何分くらいですか?」 |
注意点2:送迎時間のズレ
複数のお子さまを順番に送迎するため、到着時間にズレが生じることがあります。お迎えの順番や到着予定時間は事前に確認しておきましょう。
注意点3:車内での過ごし方
送迎中の車内での過ごし方も確認ポイントです。感覚過敏のお子さまは車の揺れや音が辛い場合があります。事業所にお子さまの特性を伝えて、配慮してもらえるか確認してください。
iHomeの送迎範囲
iHomeでは、開所後静岡市葵区古庄を拠点に以下のエリアで送迎を行っていく予定です。
エリア | 送迎対応 | 備考 |
|---|---|---|
葵区(古庄・瀬名・千代田・竜南エリア) | 対応可 | 施設から概ね15分圏内 |
葵区(中心部・安東・城北エリア) | 要相談 | ルートにより対応可能な場合あり |
駿河区(北部エリア) | 要相談 | ルートにより対応可能な場合あり |
清水区 | 対応不可 | — |
上記はあくまで目安です。ルートの都合で対応可能な場合もありますので、まずはお問い合わせください。
iHomeの送迎車両の安全対策
お子さまを乗せる車両だからこそ、安全対策には万全を期しています。
- ドライブレコーダー完備:万が一の際の記録と、安全運転の意識づけ
- チャイルドシート・ジュニアシート:体格に合わせた座席を用意
- スタッフ同乗:運転手とは別に、車内でお子さまを見守るスタッフが同乗
- 乗降時の安全確認:乗車人数の確認、シートベルトの確認を毎回実施
- 車内温度管理:夏場のエアコン管理、冬場の暖房管理を徹底
2023年に全国で報道されたバス置き去り事故を受け、iHomeでは、開所後は乗降時のダブルチェック体制を導入していく方針です。降車後にスタッフ2名で車内を確認し、全員の降車を確認するまで施錠しない運用です。
保護者の声:「送迎があるから続けられた」
静岡市葵区在住のお子さま(小学3年生の保護者)にお話をうかがいました。
「フルタイムで働いているので、放課後の送迎が一番の心配でした。iHomeさんは学校まで迎えに来てくれて、活動後は自宅まで送ってくれるので、仕事に支障なく利用できています。何より、送迎スタッフが毎回『今日はこんな様子でしたよ』と教えてくれるので、子どもの小さな変化にも気づけるようになりました。」
送迎に関するよくある質問
- Q. 送迎に追加料金はかかりますか?
A. いいえ。送迎は基本報酬に含まれており、追加費用はかかりません。 - Q. 送迎の時間指定はできますか?
A. 学校の下校時刻に合わせてお迎えに行きます。ご自宅への到着時間はルートにより異なりますが、事前にお伝えします。 - Q. 送迎中に薬を飲む必要がある場合は?
A. 事前にお知らせいただければ、スタッフが対応いたします。
放課後等デイサービスの選び方については選び方5つのポイント、見学については見学チェックリストもあわせてご覧ください。
送迎スタッフの役割とコミュニケーション
送迎は単なる移動ではなく、支援の一部です。iHomeでは送迎スタッフもお子さまの支援チームの一員として位置づけています。
送迎スタッフが行うこと
- 学校での出来事の把握:学校の先生や支援員から引き継ぎを受けることがある
- 車内での様子の観察:お子さまの表情・会話から、その日の状態を把握
- 施設スタッフへの申し送り:車内で気づいたことを施設内のスタッフに伝える
- 帰宅時の保護者への報告:「今日はこんな様子でしたよ」と帰宅時にひと声
送迎車の中は、お子さまとスタッフが1対1または少人数で関われる貴重な時間です。「今日の学校どうだった?」という何気ない会話から、お子さまの困りごとが見えてくることもあります。
送迎を断られた経験がある保護者さまへ
「前の事業所では送迎エリア外と言われた」「送迎の時間が合わなかった」という経験をされた保護者さまも、まずはiHomeにご相談ください。ルートや時間帯によっては、柔軟に対応できる場合があります。
また、送迎範囲外のエリアにお住まいの場合でも、「保護者が施設まで連れてくる」+「帰宅だけ送迎する」という部分的な対応が可能なケースもあります。送迎の一部だけ対応することで、共働きの保護者さまの負担を軽減できることもあります。
葵区の学校一覧と送迎対応
iHomeがお迎えに行ける静岡市葵区内の小学校・中学校の一部をご参考までに掲載します(要相談含む)。実際の対応可否は必ずお問い合わせください。
- 静岡市立竜南小学校(葵区古庄)
- 静岡市立安東小学校(葵区安東)
- 静岡市立千代田小学校(葵区瀬名川)
- 静岡市立城内小学校(葵区城内町)
- 静岡市立竜南中学校(葵区古庄)
- その他の学校についてはお問い合わせください
よくある質問(送迎編)
Q. 学校の支援員からの引き継ぎはできますか?
学校との連携については保護者さまの同意のもとで対応します。担任の先生や支援員から直接情報をいただけると、施設での支援がより充実します。
Q. 雨の日や荒天時の送迎はどうなりますか?
通常通り実施します。ただし、台風・大雪など交通が危険な場合は安全を優先して変更することがあります。その際は前日または当日朝にご連絡します。
Q. 送迎の同乗スタッフはいつも同じ人ですか?
できる限り同じスタッフが担当するようにしています。特に人見知りのお子さまや環境の変化が苦手なお子さまには、スタッフの一貫性を大切にしています。
まとめ:送迎サービスで利用のハードルを下げる
送迎サービスは、保護者の負担を軽減するだけでなく、お子さまの安全確保や通所の安定にもつながります。事業所を選ぶ際は、送迎の範囲・時間・安全対策を必ず確認してください。
「送迎があるから利用を決めた」という保護者さまは非常に多いです。iHomeは静岡市葵区・駿河区の一部で送迎を行っていく予定です。送迎範囲の確認や見学のご予約は、こちらからお気軽にどうぞ。
iHome 児童発達支援管理責任者(支援経験9年)
放課後等デイサービスの現場で9年間、お子さまの支援に携わってきました。この記事は、現場での実体験と最新の制度情報に基づいて内容を監修しています。




