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放課後等デイサービスの費用は?自己負担額と軽減制度まとめ

放課後等デイサービスの利用料金・自己負担額・月額上限額・多子軽減制度について詳しく解説。家計への負担が気になる保護者さま向け。

最終更新:2026年04月12

放課後等デイサービスの費用は?自己負担額と軽減制度まとめ

放課後等デイサービスの利用料は9割が公費負担で、自己負担は1割のみ。さらに世帯所得に応じた月額上限があり、多くのご家庭では月額4,600円以内で週5日まで通えます。塾や習い事と比較しても非常に手頃で、多子軽減や高額障害児通所給付費などの軽減制度も活用できます。

放課後等デイサービスの利用料金の仕組み

放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づく障害児通所給付の対象サービスです。そのため、利用料金の大部分は自治体(国・都道府県・市区町村)が負担し、利用者の自己負担は原則1割となっています。

費用負担の仕組みを図で理解

放デイの料金の流れを整理すると、以下のようになります。

ステップ

内容

負担者

1

1回あたりのサービス費用(約8,000〜12,000円)

2

費用の9割を公費で負担

国・県・市

3

費用の1割が自己負担

利用者

4

月額上限額を超えた分は免除

国・県・市

つまり、利用回数が増えても月額上限を超えることはない、家計に優しい仕組みになっています。

世帯所得ごとの月額上限額

自己負担の月額上限額は、以下のように世帯の市民税所得割額によって区分されています。

区分

世帯年収の目安

月額上限額

生活保護世帯

0円

低所得世帯

市民税非課税

0円

一般1

年収約890万円未満

4,600円

一般2

年収約890万円以上

37,200円

静岡市の調査によると、放課後等デイサービス利用者の約8割が「一般1」の区分に該当しています。つまり、ほとんどのご家庭が月額4,600円以内で放課後等デイサービスを利用できるのです。

具体的な利用料金のシミュレーション

実際にどの程度の負担になるか、シミュレーションしてみましょう。

ケース1:週2回利用(月8回)の場合

項目

金額

1回あたりの利用料

約10,000円

自己負担(1割)

約1,000円 × 8回 = 8,000円

月額上限額適用後

4,600円

ケース2:週4回利用(月16回)の場合

項目

金額

1回あたりの利用料

約10,000円

自己負担(1割)

約1,000円 × 16回 = 16,000円

月額上限額適用後

4,600円

ケース3:週5回フル利用(月22回)の場合

項目

金額

1回あたりの利用料

約10,000円

自己負担(1割)

約1,000円 × 22回 = 22,000円

月額上限額適用後

4,600円

週2回でも週5回でも、月額上限は変わりません。月額4,600円で週5日通えるのは、放課後等デイサービスの大きなメリットです。

他の習い事との費用比較

放課後等デイサービスの費用を、一般的な習い事と比較してみましょう。

サービス

月額費用の目安

頻度

学習塾

15,000〜30,000円

週2〜3回

スイミングスクール

7,000〜10,000円

週1〜2回

ピアノ教室

8,000〜12,000円

週1回

英会話教室

10,000〜20,000円

週1〜2回

放課後等デイサービス

0〜4,600円

週2〜5回

専門スタッフによる個別支援を受けながら、習い事よりも手頃な費用で週5回まで通えるのが放デイの特徴です。

その他に必要な費用はある?

放課後等デイサービスの基本的な利用料以外に、以下の費用が別途かかる場合があります。

iHomeでの実費負担の例

項目

金額

備考

おやつ代

1回100円

持参も可能です

教材費・材料費

実費(月200〜500円程度)

工作やクッキングなどの材料費

行事参加費

都度案内

遠足や外出イベントの交通費・入場料

iHomeでは、別途費用が発生する場合は必ず事前にご案内いたします。「知らないうちに費用がかさんでいた」ということがないようにしていく予定です。

費用を軽減できる制度

放課後等デイサービスの費用負担をさらに軽減できる制度があります。

多子軽減制度

同一世帯から複数の子どもが障害児通所支援や保育所等を利用している場合、第2子以降の利用者負担が軽減されます。

子ども

利用者負担

第1子

通常どおり(上限額まで)

第2子

利用者負担なし(0円)

第3子以降

利用者負担なし(0円)

たとえば、きょうだい2人が放課後等デイサービスを利用する場合、1人目は月額上限4,600円ですが、2人目は自己負担なしで利用できます。

高額障害児通所給付費

同一世帯で複数の障害福祉サービスを利用し、合算した自己負担額が基準額を超えた場合、超過分が「高額障害児通所給付費」として支給されます。

申請方法:

  1. 利用した各サービスの領収書を保管しておく
  2. お住まいの区の障害者支援課に申請書を提出
  3. 審査後、超過分が指定口座に振り込まれる

申請の期限は原則として支給対象月の翌月から5年以内ですが、早めの申請をおすすめします。

その他の軽減制度

  • 特定障害者特別給付費:食事提供体制が整った事業所を利用する場合の食費軽減
  • 生活保護世帯・低所得世帯の方:自己負担が0円になります

実際のご家庭の利用ケース

iHomeを利用されているご家庭の、実際の月額負担をご紹介します。

ケースA:小学3年生・週2回利用

項目

金額

放デイ利用料(月額上限)

4,600円

おやつ代(100円 × 8回)

800円

教材費

約300円

合計

約5,300円/月

ケースB:中学1年生・週4回利用

項目

金額

放デイ利用料(月額上限)

4,600円

おやつ代(100円 × 16回)

1,600円

教材費

約400円

合計

約5,800円/月

ケースC:きょうだい2人で利用(多子軽減適用)

項目

金額

1人目 放デイ利用料(月額上限)

4,600円

2人目 放デイ利用料(多子軽減で免除)

0円

おやつ代・教材費(2人分)

約1,400円

合計

約6,000円/月

保護者さまからよく聞かれる費用の質問

  • Q. 利用料の支払い方法は?
    A. 多くの事業所では口座振替です。iHomeでも口座振替での月払いに対応していく予定です。
  • Q. 世帯区分はどうやって決まりますか?
    A. 前年の市民税所得割額で決まります。受給者証の申請時に自治体が確認しますので、ご自身で計算する必要はありません。
  • Q. 途中で利用回数を変更したら費用は変わりますか?
    A. 月額上限を超えない限り変わりません。一般1区分の場合、月に何回利用しても最大4,600円です。
  • Q. 長期休暇中(夏休みなど)の利用は費用が増えますか?
    A. 利用回数が増えても月額上限は変わりません。長期休暇中に利用回数を増やしても、一般1区分なら月額4,600円以内です。
  • Q. おやつ代を払わないことはできますか?
    A. iHomeではおやつの持参も可能です。アレルギーなどの事情がある場合もお気軽にご相談ください。

放課後等デイサービスの基本的な情報は放課後等デイサービスとは?の記事で、受給者証の取り方は受給者証の取り方ガイドでそれぞれ解説しています。

まとめ:費用面のハードルは低い

放課後等デイサービスの費用は、多くのご家庭で月額4,600円以内に収まります。週5日フルに通っても上限は変わらず、塾や習い事と比べても非常に手頃です。多子軽減制度や高額障害児通所給付費といった軽減制度も活用できます。

「費用が心配で利用をためらっている」という方も、まずは具体的な金額を確認してみてください。iHomeでは、費用のご説明や受給者証の申請サポートも行っていく予定です。お気軽にiHomeにご相談ください。

iHome
監修

iHome 児童発達支援管理責任者(支援経験9年)

放課後等デイサービスの現場で9年間、お子さまの支援に携わってきました。この記事は、現場での実体験と最新の制度情報に基づいて内容を監修しています。

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